福祉施設の車両ステッカーをデザインしました。
1台はサイドに、もう1台はサイドとリアに施工しました。2台とも両サイドは着け外しが可能なマグネットステッカーを採用しました。
- シート制作は、サイドがインクジェット印刷、リアがカッティング(単色の箇所)+インクジェット印刷切り抜き
デザイン要点


ステッカーについて
カッティングシート
単色のシートをカットする
耐候性 | 5年 |
利点 | 色の塗りが均一で濃い |
注意点 | 小さくor細くカットした部分は経年・掃除などで剥がれやすくなってくる |
インクジェット印刷
白のシートに印刷してラミネートする
耐候性 | 5〜7年 |
利点 | 微妙な色合いもそのまま出せる |
注意点 | 面積の大きいものを窓に貼る場合は視認性に欠ける |
マグネットにする場合
1mm厚のマグネットシートにインクジェット印刷してUVラミネート加工
耐候性 | マグネット自体は5年以上もつ インクジェット印刷が5〜7年 車に貼る場合は風雨にさらされるなど環境により短くなる |
利点 | ラミネートしているのでカッティングよりは部分的に剥がれることはない 他へ転用できる |
注意点 | 外した時には平らなところへ保管する (高温の場所では熱で曲がってしまい、貼った時に風圧で剥がれやすくなる) |
リアに貼る場合
マグネット | ドア部分の運転席側におすすめしている |
窓 | 視認性が悪くなるがそれでもよければ背景のあるデザインでもOK(法規的にも特に問題なし) ワイパーは使わないようにする(剥がれたりダメになったりするので) |
施工後


サイドのマグネットステッカーは、白の背景にしたことにより、ロゴも文字も際立って見えます。ちなみに施工車両は白ボディですが、微妙に真っ白ではありません。(白って200色あんねんな…アンミカ様)
カッティングシートであれば、車のボディが背景色となりますので、ボディの色によっては細かい文字は見づらかったと思われ、正解でした。
スタッフの皆様からわかりやすい!と大変好評とのことでよかったです。
リアには施設名は入れず、最もアピールしたいことを端的に入れています。後続車にご注目いただけると思います!